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【30//2013】
信太郎 (し…しまったぁ!!)
業腹は信太郎の肩をがしっと掴んでいる。そして男は銃を握っている信太郎の手首に強烈な手刀を入れる。
信太郎 「ぐわぁああ」
衝撃で拳銃は信太郎の足元に激しく落ちる。
業腹は掴んでいる信太郎の肩をグルっと回し向かい合わせにすると、信太郎のボディに一発いれた。
ドボー!!!
信太郎 「うご…」
一瞬前のめりになる信太郎はそこで踏みとどまり、今度は逆に業腹の顎に掌底をかます。顎をあげ後ずさる業腹のメタボリックぎみの腹に次はお返しのボディを連打する。
業腹 「うがああ うぼ うぼ うぼ ぉぼおおおおお」
緩んだ腹に信太郎の拳がやすやすとめり込み、腹をたゆませ嗚咽しまくる業腹。
信太郎 「さっきのボディ…ぜんぜん効いてねえぜ、お前男を暴行するのが趣味なんだってな、変態野郎が!ここで年貢の納め時だ!ぜ!!」
と言葉を強め、前のめりの業腹の後頭部に回し蹴りを入れる。
業腹 「おごおおおおおお いってえええええええ!!」
業腹は頭を押さえながら土下座をするような姿勢になり地面に頭を付ける。
信太郎 「オレはお前が今まで襲った被害者たちとは違う、オレはお前みたいなクソ野郎を捕まえるため、毎日鍛えてんだ、体だけでなく、格闘もな!」
これ以上業腹に抵抗の意思がないと察した信太郎は上着から手錠を取り出し、うつぶせの業腹の腕を掴みあげた。
そのとき
カチャ と金属音が鳴る。音がした方向へ信太郎が目を向けると、業腹がもう片方の腕で信太郎の拳銃を持ち、その銃口を信太郎に向けていた。
信太郎 「そ…それは…」
業腹 「離れろ」
言われるままに男の腕を離し両手をあげ後ずさる信太郎。
信太郎 「きさま」
業腹 「さすが刑事くん、今までのやつとは違う、オレをこんな目に遭わせたのはお前が初めてだ…でもこれで状況は変わった、今度は俺が楽しむ番だ、だろ?」
新太郎は生唾を飲む。
業腹 「銃を持っていてもお前に近づくのは危険だ、いつその格闘術で銃を奪い返されるか分からないからな…だから…コレだ…」
ビリビリビリビリビリ
信太郎 「ぐわあああああああああああああ」
男は懐に隠し持っていたワイヤーが発射される飛び道具型のスタン銃を信太郎の胸に撃った。
そして信太郎はすぐさま失神した。
30分後…
信太郎 「ごっほごっほ がはあ」
何かの薬品の匂いを嗅がされ目覚めた信太郎はベッドの上に寝かされていた。頭には大きなクッションがあり少し上体を上げる程度に。そして両腕は信太郎自身の手錠がはめられ、頭の後ろのベッドの金属部に繋がれていた。上着は脱がされワイシャツだけになっている。
ガシャガシャ
信太郎 「離せ!! ここには時期に応援がくる! お前は逃げられない!!」
業腹 「さあ?どうかな?」
両腕を上げ信太郎は無防備に男に体を晒している。
業腹 「お前が他の連中とは違うところをその体で証明してみろ」
そう言って、男は拳骨を作り、信太郎の腹を殴りつけた。
ドヴォオオオ!!!
信太郎 「ぼっごおおお」
ワイシャツのボタンがいくつかはじけ飛ぶ。
ズヴォオオオオ!!!
信太郎 「げっほおおおおお」
さらにボタンが弾け、ワイシャツは拳の圧迫でくしゃくしゃによじれる。
業腹 「じれってえ…」
そう言うと業腹は信太郎の薄いブルーのワイシャツを引きちぎった。
そこにはボッコボッコに盛り上がった薄褐色の逞しい八つ割れの見事な腹筋が現れた。信太郎の体は汗にまみれ、その凹凸を際立たせている。
業腹 「すげえいいぜ お前の腹…盛大に潰してやるよ…」
そして業腹は手を信太郎の腹筋に滑らせそのボッコボコの感触を楽しむ。そして
ズドッヴォオオオオ!!!!
信太郎 「ぐっヴぉおおおおおお は はあ」
上体をできる限り起こし目を見開き唾液をまき散らす信太郎。信太郎の腹筋中央は業腹の図太い拳骨を埋め、ずぶりと陥没している。
男がその拳を埋め込んだまま、上から体重をかけ、ぐぶぐぶとさらにめり込ませようとする。信太郎のゴリゴリとした腹の筋肉がその拳を妨害するが、時間の経過とともに、その腹筋もグリ、グリ、と破られ、男の拳を先に進ませる。
信太郎 「はうっ… ぁ… こっぽ… う ぼ… ぁ… げ ぼおおお」
信太郎の胃液はみるみる絞りだされ、口から滝のように流れ出る。
業腹 「刑事くん さっきまでの威勢はどうした!? もっと耐えて見せろ!お前のそのボコボコの腹は見せかけか…」
信太郎 「げ…ぼおおおおおおお… も…う…や…め…て…く……r」
業腹 「あん?気持ち良いからもっと俺の拳を味わいたい…だと? 良い根性だ…だったらご褒美だ…今度はお前の八つに割れた腹筋の凹凸、すべてに俺の拳をプレゼントしてやる…」
信太郎 「ち…違」
そして業腹は片手で信太郎の口を塞ぐと、地獄のエイトパック潰しを始めた。
業腹 「 1 」
ドヴメリ!!
信太郎 (んっぼおおおお)
業腹 「 2 」
ズドオヴ!!
信太郎 (んごぼおおおお)
業腹 「 3 」
ズブウウウムズム!!
信太郎 (んがっぼおおおお)
業腹 「 4 」
ドッブウウウウウ!!
信太郎 (んんんんんん ぼおお)
業腹 「 5 6 」
ドブウウ!! ズムウウ!!!
信太郎 (こっふううう こっぽこぽ)
業腹 「 7 8 」
グズヴウウウ!!!! ドッボオオンンン!!!!
信太郎 (こっぽこっぽ んげヴぉおおおおおおおお)
業腹が信太郎の腹から手を抜き、口を塞いでいた手を離すと、信太郎は力なく、首を横に垂らし、唾液の糸を何本も頬に垂らした。逞しい薄褐色の筋肉は痙攣を起こし、呼吸にともないわずかに伸縮している。
信太郎 (武田さん…す…すんません…)
業腹 「 9 」
ドォブ!
信太郎 「 か ほ おえ 」
「9」と言葉を発し放たれた業腹の手刀が深々と信太郎の鳩尾にめり込んでいた。
30分後…
武田 「上杉! 上杉! しっかりしろ!!」
ようやく地下にたどり着いた武田がボロボロになりベッドにくくり付けられた上杉を発見した。
しかしそこには業腹の姿はなかった。
信太郎 「た…けだ…さ …す…すんま…せん…した… げほおお」
武田 「上杉!いいからしゃべるんじゃない!」
上杉信太郎は病院に運ばれた。
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