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【05//2013】
廃病院の地下を使って行われている強制的な腹責めバトル。大戦を考慮して設計された地下フロアは広大で、鉄筋コンクリートがむき出しの殺風景な場所。病院に侵入してきたゲリラが簡単に避難地区にたどり着けないよう、地下は迷路のような構造になっている。
その地下フロアの中央の大スペースに、参加者の山伏広治、東竜之介、小池淳平はたどり着いた。
3人は腹責めメインのファイトクラブのメンバーで以前から知り合いだった。主催者の牛島という男は遊び人のような男でほとんどクラブには顔をださず実質クラブのリーダーは山伏だった。
淳平 「山伏さん、そろそろ教えてくださいよ、コレなんなんスか? 日頃の成果を見る大会なんスか? 業腹って誰ッスか?」
腹筋を鍛えることが大好きな大学生・小池淳平。格子柄の短パンに、電気の無い病院は当然空調などなく、さらに地下は窓もないため蒸しており、上半身は脱いでいる。一見華奢な細身の体にその中心の腹筋はこぶが掴めるのではないかと思うくらい高く盛り上がっている。
竜之介 「そうですよオレも知りたい、山伏さんなんか知ってるんでしょ?虎之介はどこいったんだよ…」
短髪でキリッとした一重まぶたの醤油顔の男らしい顔つきの青年・東竜之介。彼はテコンドーを習得しており、引き締まった体の上に道着を着ている。
山伏 「内緒さ、まあまあ そのうちわかるって」
空手の師範でもある山伏はボディビルダーのような体付きで、腹はうっすら割れている程度で少しボコっと出ているが、皮膚の下には強靭な筋肉が詰め込まれている。
山伏 「さあ、バトルロワイアル勝とう! この広い部屋で待ち伏せだ」
そのだだっ広い部屋のようなスペースも他の場所同様殺風景だが、ポツンポツンと患者の拘束台のようなものが置かれており、少し散らかっている。
淳平 「まあオレら3人なら余裕っスね 山伏さんいるし」
山伏 「おいおい 俺頼りか? さ 進め」
言われた通り、淳平と竜之介は部屋の中央へ向かって歩く。
山伏は立ち止まったまま…
淳平 「山伏さーん こっち来てくださいよ このキカイみたいのなんスかね?」
カチッ
淳平がそのキカイの正面に足を置いたとき、床のタイルが一枚沈んだかと思うと、妙な音を奏でた。
ヒュンヒュンヒュンヒュン
淳平 「 ! 」
シュッ シュッ シュッ シュッ
突如キカイの奥からビー玉サイズの鉛玉が4つ発射され、淳平の腹目がけてすごいスピードで飛んできた。
ずぶ
ずぶ ずぶ
ずぶ
淳平 「かほ ごぼ けふ うぶ」
避ける暇もなくビー玉サイズの鉛玉は淳平の腹筋の4か所へ埋め込まれた。ヘソの近く、腹筋の左側少し下、腹筋の右側少し上、鳩尾の盛り上がりに玉によって凹んでいる。
淳平 「ふっふぅぇ… な …」
淳平は唾液をタラタラとこぼす。しばらくして玉はコロンコロンと地面に落ちた。
竜之介 「淳平!大丈夫か!!? 罠だ! 離れろ! 山伏さん!」
山伏は腕を組み黙ってこちらを見ている。
竜之介は淳平のもとへ駆け寄った。
カチッ
再びあの嫌な音がフロアに鳴る。竜之介が自分の足元を見るとタイルが一枚沈んでいた。
竜之介 「まさか!?」
すると今度は天井に吊るされ視界に入っていなかった巨大なものが振り子の原理で勢いよく竜之介目がけ迫った。
竜之介はブワンと風を切り音を立てて迫ってくる物体のほうへ体を向けた。
竜之介 (ま!丸太!?)
ドズヴォーーーーーー!!!!
先の丸まった巨大な鉛筆を思わせる丸太木が竜之介の道着の中央にのぞく腹筋にぶっ刺さった。
竜之介 「ぐむううううううううう」
巨大な鉛筆の先端が道着の中に潜り込み、露わになった竜之介の腹筋全体にめり込んだ。
一瞬のことで竜之介は腹に力を入れることもできず丸太の餌食になり潰された場所以外の筋肉を盛り上がらせ丸太を抱える。口元は今にも胃液を吐きだしそうな状態。
そして丸太は竜之介の腹を抉ったまま、慣性の法則にしたがいスイングを継続し、壁まで向かった。
ズドオオオン!!!
ドッヴォメリィ!
竜之介 「 うッ ぶッ げぶうううおおおお」
壁に衝突した竜之介の腹筋に丸太の先端が深く深く深くめり込んだ。
胃液をぶちまける竜之介の腹はコンクリートの壁に挟まれまさに串刺し。
竜之介 「あああああ げヴぉおお…ぉぉ オレの…腹筋…」
絶叫し竜之介は力なくなんとか丸太を腹のめり込みからはずそうとするがびくともしない、丸太の先は竜之介の腹筋を抉ったままで竜之介は徐々に体力を奪われ、最後は腕と頭をダランと下げた。
竜之介 「オ…オレの腹筋…」
頭を垂らし小さな声でつぶやく竜之介、唇からはポタポタと唾液だけが垂れる。
淳平 「竜之介…さん…山伏さん…やばい…ス…ここ…」
腹を抱えながらヨタヨタと必死で山伏のもとへ向かう淳平。山伏のもとへたどり着くとバタっと四つん這いに倒れてしまった。
山伏 「 ……… まだまだ甘いぞ…淳平…」
そう言うと山伏は四つん這いになっている淳平の腹を蹴り上げた。
ドヴォッ!
淳平 「ごふッ」
淳平の体が一瞬中に浮く。そして目を丸くし呻く。
淳平 (うぶぅう この人…あ…あぶねえ…)
淳平は四つん這いの姿勢でその場から逃げようとする。しかしまた無防備なその腹に
ドヴォッ!
山伏の蹴り上げ。
淳平 「んぶ」
ドッヴォッ!!
淳平 「ぐっはああ」
3回目の強烈なボディの蹴り上げで淳平の体は勢いよく反転し、あおむけにさせられた。
淳平 「んぐ んぐ けほ」
足をバタつかせ腹に手をあてがい呻く淳平。
山伏 「ほら淳平ちゃんまた腹が無防備になってる」
山伏がいつもの優しい口調で言う。そして足で淳平の手を払いのけると腕を振り上げ、5本の指を立て、それを垂直に淳平の腹筋のパックにぶっ刺した。
ドボ!ズウムズウムズム
淳平 「ごふッ うえええええ」
そして山伏は淳平の腹筋のパックを4つほど5本の指で鷲掴みにすると、なんと持ち上げた。そしてそのまま無理に立たせると地面に落ちているロープを拾い上げ、淳平の胸筋の下とヘソ下にロープを通し、腕を後ろ手にし、がっちりと縛り上げた。
そして先ほどのビー玉マシーンの前に立たせる。逃亡を図らないようさらに柱にくくりつける。
ロープで縛られ、自慢の腹筋をさらけ出し、マシーンの前にいる淳平。まさに俎板の上の鯛。
そして山伏はキカイの可動スイッチを押した。
ヒュンヒュンヒュンヒュン
キカイからモーター音のような音がしだす。
淳平 「くっ や…山伏さん…な…んで…これもテストなんスか? オレももう無理ス…」
シュシュシュシュシュシュシュシュッ
鉛玉は先ほどよりたくさん淳平の腹筋目がけ飛び出した。
ずぶずぶ ずぶ
ずぶ ずぶ ずぶ ずぶ
ずぶ ずぶ ずぶ
淳平 「くぷ うぶ う う う う う う げヴぉ うっぷ」
小さな鉛玉が淳平の自慢だったボコボコだった腹のいたるところに埋まった。
コロンコロンコロンコロン
シュシュシュシュシュシュシュシュッ
埋まりこんだ鉛玉が淳平の腹筋から落ちるとすぐさま次の弾丸が発射される…。
ずぶ ずぶ ずぶ
ずぶ ずぶ ずぶ ずぶ
ずぶずぶ ずぶ めり ずぶ
ずぶ ずぶ ずぶ メリ
淳平はすでに虫の息。
そこへ一人の男がやってきた。
原背女大学メンバーの二枚目・火浦恭二。この光景に口をあけ驚愕している。
山伏 「やあ、トラップルームへようこそ」
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