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【06//2013】
人気のない廃病院の地下ブロックを歩く二人の青年、金子醍五(かねこだいご)と土田真(つちだまこと)二人とも原背女大学の同級生で友人同士。二人ともここで偶然出会った。
二人ともジーンズにTシャツ一枚の恰好をしている。
醍五 「三斗士も、一矢も、四竜も、恭二もどこにもいないな」
真 「もうみんなやられてどこかで眠ってるんじゃ…オレ…もう腹は殴られたくない…」
真は前日グラサンの男に執拗に腹を責められ拉致されたことで弱音を吐く。
醍五 「心配すんなオレがついてる、オレは一応空手で鍛えてるし、一矢たちと合流して協力して業腹を倒すんだ!その前にここから脱出できれば一番いいが…」
ピンポンパンポーン~
突然地下ブロック全体に場違いなアナウンス効果音が鳴り響く。
業腹 「どうも業腹でっす!皆さん腹責めは楽しんでますか?現在8名の選手がダウンしてます!しかしなかなか展開がぐうたらなので、隠密衆を解放いたします。諸君これからも頑張ってくれたまえ!検討を祈る!」
ポンパンポンピーン~
業腹 「あ!言い忘れたけど隠密・忍者衆は東(あずま)、佐佑(さすけ)、無名(むみょう)の三名、いずれも業腹総合病院の極秘研究の賜物(たまもの)!腹責めマシーンとして鍛え上げられた兵(つわもの)でございます!」ブツっ
真 「な…なんだ、今の放送は…?隠密?忍者?腹責めマシーン?解放?…なんかやばいことなんじゃ…」
醍五 「業腹総合病院…確かここはそんな名前だった…業腹…」
ビーーーーーーーーーー
ガラガラガラガラガラガラ
今まで閉じられていた3っつのシャッターが各所で一斉に解放された。
一つはイッキ、タイシがやられたアサシン・ルームのシャッター、そこから登場したのは黒い忍者装束に身を包んだ東という忍者。
そして別のブロックで佐佑(さすけ)と無名(むみょう)という青年忍者が解放された。
醍五 「真、急ぐぞ」
「醍五!」
そこで醍五に聞きなれた声が聞こえる。
醍五 「一矢!…それに四竜! 無事か!8名ダウンって言ってたから心配したぞ!」
一矢 「ほう、そうか…」
醍五 「ど、どうした?これでオレたちは4人集まった、あとの二人も探して全員でここを出るぞ!な!協力するだろ?一矢?四竜?」
一矢 「きょうりょく…ねえ」
醍五 「な…なんだ?」
一矢 「お前…オレの腹殴ったよな?オレ根に持つんだよね、そーゆーの、それにお前がリーダー振るのも気に食わねえなあ」
醍五 「わ…さっきは悪かった…許してくれ…」
一矢 「許してやっても良いが、一発は一発だ、お前の腹、殴らせろ、この鬼の金棒で。そしたら俺らの仲間に入れてやってもいいぞ。」
一矢の手にはどこかで見つけたと思われる、まるで鬼が本当に持っていそうなイメージ通りのゴツゴツとした金棒があった。
醍五 「わ………わかった……一発は一発だ、それで許してくれるなら…」
そう言うと醍五は一矢の前に己の空手で鍛え上げた腹を差し出した。
一矢 「シャツめくれよ」
醍五は言われた通りTシャツをめくりあげる。そこにスポーツで自然に良い色になった六つに割れた腹筋が現れる。
一矢 「俺なあ、前からお前の腹筋潰してみたかったんだよ、変な意味じゃなく、ただ鍛えた腹筋って潰したらどーなんのかなって」
醍五は一矢が話しているそばから腹筋に力を入れた。醍五の割れた腹筋はガチガチに堅くなり、溝の深みを増した。
一矢 「力入れんな」
醍五 「そ、それは…」
暫くの沈黙。そして醍五はやむなく腹から力を抜いた。
ニヤリ、一矢は醍五に歯を見せると、金棒を渾身の力で醍五の鳩尾筋に突き刺した。
ドッヴォヴォメリ!!!
醍五 「うっぷううううううぅぅっぅ はあ はあ げほっ」
力の緩んだ醍五の腹筋に金棒の冷たく堅い先端がめり込んだ。
醍五は金棒に抱き着くように体を折り曲げる。
一矢 「ハハッ すんげー。腹が潰れてめり込んだ!」
醍五 「うふ…はあ…はあ…一矢…これで相子だ…だ…だから…」
涎を垂らし、体を曲げた姿勢で醍五は一矢の顔を見上げる。
一矢 「嘘だ。お前は仲間には入れない。最近のお前の態度は好かんくてな。優等生振りやがって。お前はここでリタイアしてくれ。」
醍五 「はあ…はあ…バカな…こんな…ゲーム…一矢!四竜!」
一矢 「実はこの1時間、俺と四竜はゲームに有効な武器を探し回ってたんだ、見ろよ、この量。金棒に、鉄パイプ、金属バット、メリケンサック、鉄球棒、なんでもあるぜ、これだけありゃ敵なしだ。ナイフとか刃物の類は探し回ったけど全くなかったけどな」
醍五 「………」
一矢 「お前のブレスレット頂くぜ」
そう言うと一矢は醍五のブレスレットをスルっと抜き取った。
一矢 「真!お前は俺らと一緒にくるよな?」
真 「………」
一矢は真の目前で先ほど醍五に見舞った金棒を手でパシパシと叩きながら、問う。
暫くの沈黙があり、真の足は一矢たちのほうへ向かった。
醍五 「ま…まこ…と…?」
真 「ゴメン…醍五…」
四竜は今までの一部始終を一矢の背後でメガネを掛けた冷静な表情で黙って見ている。
一矢 「真ちゃん、最初の指令だ。醍五を羽交い絞めにしろ。言っとくが命令は絶対だ。もし刃向えば…」
一矢は真の顔を見ながら最後の言葉を濁すと、真は黙って醍五の背に回り、醍五を羽交い絞めにした。
醍五 「ま…真…やめろ…友達だろ?…ぐふ」
真 「………」
真もはもう言葉を発せず、ただ力強く醍五の両腕に手を回した。
一矢 「よし。じゃあ今度は生でお前の腹を潰したい。」
そう言って一矢は醍五のシャツの首元を掴むとビリビリ破き、醍五の腹を露出させ、メリケンサックを拳に装着すると、逆の手で醍五の顎を持ち上げた。
そして醍五のがら空きの腹筋にボディーブローを叩き込む。
ドッズゥム!! ドッヴぅぅ!!
ずむぅぅ!!
ドゥムッ!! どっすぅぅ!!
ズッボ!!
ドゥヴぅ!! どヴぉ!
ずヴぅぅぅム!!
醍五 「ぐっぶっ∴・∵・ おぼぉっぉ∵・・
げぼ∴∵・ ごっぼ・∵・ うッ∴
うっぷっ∵・・∴・・げっほぉっぉ∴
かっほ・∵∴ こぷぅ・・・」
一矢のすべての拳が醍五の割れた腹を歪ませ、潰し、凹ませる。口からは絶えず唾液がほとばしる。
醍五 「うぷ…」 (も…う…耐え…れねえ…)
空手の腹打ちで受け身には慣れている醍五もメリケンサックの威力のました素人の滅茶苦茶な腹責めには対応しきれず、腹の力は抜け、容易に拳を腹にめり込まさせる。
四竜 「一矢、もういいだろう」
一矢 「はあ…はあ…そうだな、最高だった」
そして一矢は真に通路の壁に装着されている金属の手かせを醍五にはめるよう指示を出すと、3人は醍五のその場に残し、立ち去っていった。
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Tシャツを首元からビリビリに裂かれ腹を露出しながら壁に背を付け、鉄の手かせをはめられているボロボロの青年・金子醍五。
醍五 「くふぅ…はあ…はあ」
口元には唾液の伝ったあとが生々しく残る。
その痛々しい醍五のもとへ一人の男が近づく。
グラサンを掛けた筋肉質の若い男。
グラサンの男 「おい!おい!」
醍五 「ぅぅ…!? お…お前は…業腹の…側近野郎…」
グラサンの男は黙って、痣の残る醍五の腹筋に手を伸ばし、擦る。
醍五 「げほっ」 (ち…ちくしょう…こんなときに…ツイテネエ…)
グラサンの男 「しっ! オレは…敵じゃない! 助けに来た!」
醍五 「な!?」
グラサンの男 「業腹拳…オレが追ってた男だ、潜入したはいいが、グラサン男に変装してずっと業腹が隙を見せるチャンスを待っていたが、こんな訳の分からないゲームが始まってな…オレも閉じ込められたわけだ」
そう言ってグラサンの男は醍五の手かせを解いた。
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