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【06//2013】
原背女大学の学生・一矢、四竜、真の3人は地下ブロックのとある空間で集めた武器を並べ作戦会議中。
一矢 「もう武器は充分だ。次はここの部屋にトラップを仕掛ける。まんまとこの部屋にやってきたバカなネズミが罠に掛かり、痛手を負ってるところを俺ら3人でボコボコにする。いいな」
黙って頷く真。何も言わない四竜。
一矢 「四竜、お前頭良いから罠作れ」
四竜はメガネをクイっと上げると、そそくさとトラップ作りを開始する。
四竜は一矢でも醍五の味方でもない。常に自分にとって得な選択をしているだけ。
四竜が完成させた罠はターゲットが入り口から侵入しピアノ線に触れると天井にぶら下げた大きめの鉄球が前後左右からターゲットに向かって振り落とされるシンプルなものだった。
3人は部屋の隅の物陰に隠れネズミが現れるのを待った。
広い地下空間で都合よくこの部屋に誰かがやってくるなど希望の薄い作業だが、その時は以外にも早く訪れた。
忍び寄る一つの影。
その影は部屋の入り口で中の様子を伺っている。その影も何かを探している様子。
そしてその影はすぐに不用意にも罠の待つ部屋の中心へ入ってきた。
影は一矢たちの期待に反して透明なピアノ線を運よくまたいで通過した。
一矢 「作戦変更だ、あいつ一人なら武器を持った俺ら3人でかかればイチコロだ」
3人は影の前にあっけなく姿を現した。
影 「やっぱり…誰かいると思った」
一矢 「ハッ なんだてめえ、忍者のコスプレなんかしてよ。バカか?」
影 「佐佑(さすけ)でござる!なんてね。本物の忍者は敵に名前なんて名乗らないけど、はは」
一矢たちの目の前に現れたのは東とともに地下に放たれた刺客の一人、忍者・佐佑。黒というより少し色の褪せたグレーに近い忍者装束をまとっている。頭巾は被っておらず、頭に鉢巻を巻いており、後頭部の結び目は長く背中まで垂れている。さらにおでこには金属の額当てを付けている。髪は茶髪で、ヘアワックスをつけている。顔立ちは男らしいが少年さが残る。一矢たちよりも若い高校生くらいの年の頃。
一矢 「は?お前、ダイジョブか?」
佐佑 「お兄さんたちオレと勝負するでしょ?3人まとめて相手してやるよ」
一矢 「カッチ~ン 上等だ、ご希望通り3対1でお前をリンチだ、四竜!真!武器構えろ!」
3人はそれぞれ金属製のイカツイ武器を持っている。
一矢 「おおおおううらあああああ!!!!」
一矢は佐佑に向かって突進、鬼の金棒を振り上げる。
佐佑 「地遁十法の一 忍法 土遁の術!」
佐佑は大袈裟に術を唱えると懐に隠し持っていた土を走り迫る一矢の眼に向かって投げつけた。
一矢 「うお!」
カラコローン あっけなく金棒を落とすと一矢は土が入り込み痛む目玉に手を当てた。
佐佑 「隙あり」
佐佑は逆に一矢の懐に素早く飛び込むと背中の木刀を抜き取り、柄の部分を一矢の腹に埋め込んだ。
ドゥブ!!!!!!!
一矢 「ぐぼおおおおお うえええ」
木刀の柄はグボグボと容易に一矢の腹筋にめり込んだ。威勢は良いが痛みにはめっぽう弱い一矢。特に腹への攻撃はことさら弱い。その割には焼けた肌の腹筋は美しく割れている。
佐佑 「お兄さん、一撃で呻きすぎ…腹弱いの? じゃあ遠慮なく☆」
佐佑は木刀の柄を一矢のシャツの裾から潜り込ませ、今度は生の腹へ直に木刀を突き刺す。
ドゥヴ!ドゥヴ!ドゥヴ!ドゥヴ!
ドゥヴ!!!!!!!
佐佑の放つ木刀の柄の先は一矢の美しい腹筋のど真ん中、まったく同じ個所を正確に俊敏に短い時間に何度も埋め込まれる。
一矢 「う!う!う!う!う”!う”!げヴぉお”お”ぉぉ」
一矢の瞳は焦点が定まらず、瞳孔はいつも以上に小さくなり、成すすべなく、佐佑に腹筋を差し出している。
ドゥぶ!!!!
トドメに腹の皮を突き破らんばかりの一撃が一矢の腹に埋め込まれた。同じ場所に。
一矢 「う”っぷ…」
一矢の両腕は力なくダランと垂れ下がる。そして佐佑が一矢の腹に刺さったままの木刀を地面に傾け置くと、一矢の体は木刀に体を預けたまま動かなくなった。
佐佑 「さあ、次はどっち?」
30秒ほどの時間。一瞬の出来事。その光景を目の当たりにし怯える真。表情は冷静だが、この状況の打開策を判断しかねている四竜。
四竜 「こ、降参だ…お前の仲間になる…っていうのは?」
四竜は口を開いた。寡黙で頭脳明晰、狡猾、色白で細身のメガネの四竜。一枚だけ来ているワイシャツは先の拷問でボタンがなくなり肌蹴ている。打開策を模索しながらゆっくり話す。
佐佑 「駄目だね!オレの忍務はお兄さんたちの掃討だから☆」
四竜 「だよな」 (オレが設置した罠…まだチャンスはある…考えろ四竜…)
佐佑 「んじゃ、次はメガネのお兄さんってことで☆」
四竜は再び手に持っていた金属バットを構えた。
佐佑 「地遁十法の一 忍法 火遁の術」
再び術を唱えると佐佑は懐から二本のタバコを取り出し、それに火を点けてくわえた。
四竜 (こいつ…何を考えてるんだ?…)
佐佑 「せい!」
声を上げると佐佑は一本のタバコを四竜に向けて投げた。小さいながらも突然目の前に火が飛び込んできたことで一瞬目を閉じる四竜。
目を開けた時には佐佑はさきほどの場所から消えていた。
愕然とする四竜。
佐佑 「ここだよ☆」
佐佑の声が四竜の足元から聞こえた。佐佑は素早く四竜の真下へ移動ししゃがんでいた。そして四竜が気付いた時にはもう遅く、佐佑は足のバネを使いジャンプをするように、四竜の無防備な腹へ拳を振り上げていた。
ドム!
四竜 「 こ ほ 」
四竜の体は佐佑の拳をやわな腹筋に包み込み佐佑とともに宙に浮く。
佐佑 「せい!」
声を上げると佐佑は四竜の体を部屋の中央へ投げ捨てた。
四竜 「げほげほっげほ」
腹に手を当て、咳き込みながらヨロヨロと立ち上がる四竜。
佐佑はそれを見届けると、くわえていたもう一本のタバコを床に向かって弾き飛ばした。
シュッ プツンッ
ピンと張っていた糸のようなものが切れる音が響く。
四竜 「しまっ」
四竜はそれが自分が仕掛けた罠が作動するスイッチであるピアノ線が切れる音だったということに瞬時に気付いたが、またしても時すでに遅く、無残にも天井から振り下ろされた鉄球が下がり始めた後だった。
ゴス!
ドヴォ!!
ドヴォ!!!
ドヴォ!!!!
四竜 「うっぷっ げっほおおおおお」
鉄球はスイングし四竜の背中、右脇腹、左脇腹、腹筋中央に埋まり込み、四竜のボディを四方八方から衝撃、打撃、圧迫した。
佐佑 「お兄さん残念だったね」
佐佑は落ちていたタバコを拾うと、唾液を絞りだし、四方の鉄球に支えられ、立たされている四竜の鳩尾にそのタバコの火を押し当てた。
四竜 「ぐあああああああああああああ」
色白の肌が小さく焦げ、涎の糸を垂らし四竜は気絶した。
ドッゴォォ!!!!
佐佑 「げふぉぉぉおおお…」
呻く佐佑。佐佑は自分の脇腹を凝視すると、そこにゴルフのドライバーのヘッドがめり込んでいた。
佐佑 「うええ」
恐怖に駆られた真が、佐佑の隙を突き、ドライバーをフルスイングし、佐佑の脇腹にダメージを与えた。
佐佑 「お兄さん…それはないよ…油断してたからちょっと効いたけど…」
佐佑は振り返る。
佐佑 「オレの腹筋舐めないでくれる?」
そう言うと佐佑は忍者服の上半身を腰まで垂らした。
佐佑の上半身が露出する。
健康的な肌色。ボクサーのようにスリムに絞り込まれた筋肉。その上、腹筋はボコボコに割れ、八つのこぶがぎっしり綺麗に埋め込まれている。
佐佑は下腹部に血管を浮き立たせながら真へ忍び寄る。
カランコロ~ン
真はバットを床に落とし、怯えながら後ずさる。そしてついに壁のコーナーに背が付いてしまった。
真 「ゆ 許してくれ!」
佐佑 「お兄さ~ん もう逃げられないよ~」
真 「腹は…腹は…やめてくれ!」
真は腹を殴られることがトラウマになっている。
佐佑は追い詰められた真に近づくとTシャツをめくり上げ真の首の後ろへ引っ掛けた。
露出する真の腹。スポーツで焼けた肌、逞しい大胸筋、六つにボコボコに割れた腹筋が現れる。
佐佑 「地遁十法の一 忍法 水遁の術」
佐佑はお決まりの忍法を唱えると、腰の巾着から500ミリのペットボトルを取り出した。そして少量の水を真の腹筋に垂らす。真の腹筋は濡れ、水滴が腹筋の溝に沿って流れる。
佐佑は再びペットボトルのキャップを締めると壁にもたれている真の腹筋目がけ、握っていたペットボトルのキャップの部分をぶっ刺した。
ドヴォグリュ!!
真 「オッヴォオっ!」
頬を膨らませ口を尖らせ呻く真。佐佑はその真の尖り開いた口に今度はキャップを開けたペットボトルの飲み口を突っ込んだ。
真 「こぽっ ごぼごぼ」
ペットボトルの水が無理やり真の喉へ降りる。
そこへ佐佑のボディブロー。
ドっヴォ!
真 「ごぼごぼ ごっぽ」
どぅヴぉ!!
真 「こぽ こっぽ ごっヴぉ」
腹を抉られる度ペットボトルの水は容器へと逆流し、真はなかなか水を飲み込めない。
ずっぷぅ!!!!
真 「くぷ ぐぶぐぶ あぼ」
佐佑は今度は拳を引っこ抜かず、グリグリ真の六つ割れ腹筋をまさぐり抉る。
ぐりっ ぐりっ ぐりゅっ ぐりゅっ
どぅぶっ どぅぶっ ごりごりごりごりっ
真 「あば こぽ こっぷ ごぼぼぼぼっぼぼ」
次第に真の足に力が抜け、真の体はずるずるとずり下がり真の意識は遠のいていった。
佐佑 「ふう これで 忍 務 完 了 」
佐佑は全員のブレスレットを奪うと、3人の青年が失神する空間をあとにし、どこかへ消えた。
Category: 腹責め小説 BR
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